紹介
正義への報酬(RFJ)プログラムでは、2017年ニジェール、トンゴトンゴ(Tongo Tongo)での攻撃に関与したオスマン・イリアソ・ジボウ、別名ペティ・シャポリ(Petit Chapori)およびハーレド・フォウラニ(Khaled Foulani)に関する情報に対し、最高500万ドルの報酬を提供している。
ジボウは、大サハラのイラクとシリアのイスラム国または大サハラのISIS(Islamic State of Iraq and Syria in the Greater Sahara: ISIS-GS)のリーダーであり、マリ、メナカ州(Menaka Region)で活動している。ジボウは、すでに死亡したISIS-GSリーダー、アドナン・アブ・ワリード・アル・サハラウィ(Adnan Abu Walid al-Sahrawi)、別名アブ・ワリード(Abu Walid)の側近であり、主要な副官であった。ジボウは、ISIS-GSメンバーを指揮し、ニジェールと周辺諸国の欧米人を拉致・攻撃するネットワークを構築した。また、地域の軍に対する多数の襲撃に加わった。2019年7月1日の攻撃では、ISIS-GS戦闘員を率いて、ニジェール、ティラベリ州イナテス(Inates, Tillaberi Region)のニジェール軍基地を襲った。また、ISIS-GS戦闘員に命令して、2019年5月14日ニジェール、トンゴトンゴ付近でニジェール兵士たちを待ち伏せ攻撃してニジェール人兵士6人を人質にとった。
2017年10月4日、ニジェール、トンゴトンゴ付近で、ISIS-GSとつながりのある過激派が、ニジェール軍の対テロ訓練・助言・支援任務に就いていた米国特殊部隊のメンバーを攻撃した。この攻撃により、米国人4人とニジェール兵4人が死亡した。その他、米国人2人およびニジェール人8人がこの攻撃で負傷した。2018年1月12日、当時ISIS-GSリーダーだったアブ・ワリードが、この攻撃に対し、犯行声明を出した。
2021年6月28日、米国国務省は、改正大統領令第13224号に基づき、ジボウを特別指定国際テロリストとして指定した。この指定により、米国管轄下にあるジボウの全資産とその権益が凍結され、米国人(米国市民、米国居住者、米国法人等)はジボウといかなる取引を行うことも全般的に禁じられている。また、米国が外国テロ組織と指定したISIS-GSに、物質的援助またはリソースを意図的に提供し、あるいはその提供を試み、または企てることは犯罪である。
